女性検診
(レディースドッグ)
不調がなくても、進行している病気があることを知っていますか?
早期発見・早期治療には、自覚症状がなくても、定期的な検診を受けることが大切です。
不調があるときはもちろん、症状がなくても大切な子宮と卵巣を守るために年に1回は検診を受けましょう。未病のうちに対処する方法を一緒に考えていきましょう。
検診内容
A 名古屋市委託検診(クーポン、ワンコイン検診も含む)
- 1.名古屋市委託子宮がん検診(頸癌・体癌)
- 2.名古屋市委託乳がん検診
- 3.名古屋市委託骨粗鬆症検診
- 4.国民健康保険特定健康診査 (当院では心電図 ・眼底検査は実施 無)
- 5.国民健康保険30・35健診(当院では心電図・眼底検査は実施 無)
- 6.C型・B型肝炎ウイルス検査
- 7.風疹抗体検査
- 8.ピロリ菌検査
- 9.胃がんリスク検査
B 女性検診
- 1、ベーシック検診
- 2、コース別各種女性検診
- 3、オプション検査
- 4、性病(STD)検査
- 5、ピロリ菌検査、胃がんリスク検査
- 6、その他感染症
名古屋市に住民票のある方、名古屋市委託検診(自己負担金500円、ワンコイン検診)を受けることができます。詳しくは、名古屋市ホームページでご確認下さい。
女性検診(自由診療)
この表における料金は、「検診」(無症状、ご本人の希望で行う検査)に適応されます。
症状がある方、超音波所見に異常がある方は、保険診療となります。
1、ベーシック検査
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査 | 内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
子宮頚がん検診A | 内診:子宮頚がん検診 | 4,300円 |
子宮頚がん検診B | 内診:子宮頚がん検診 婦人科超音波検査 (子宮卵巣のエコー検診) |
6,000円 |
子宮頚がん検診C | 内診:子宮頚がん検診 婦人科超音波検査 (子宮卵巣のエコー検診) コルポスコープ診併用 |
10,550円 |
子宮体がん検診 | 内診:子宮体がん検診 婦人科超音波検査 (子宮卵巣のエコー検診) |
6,000円 |
子宮頚&体がん検診 | 内診:子宮頚がん検診 子宮体がん検診 婦人科超音波検査 (子宮卵巣のエコー検診) |
10,000円 |
HPV検査 | 詳しくはHPV・子宮頚がん 予防ワクチンページへ |
|
卵巣がん検診 | 内診:婦人科超音波検査 (子宮卵巣のエコー検診) |
4,000円 |
卵巣腫瘍マーカー検査 | CA125&CA19-9 卵巣腫大があれば 保険適応です。 |
5,000円 |
AMH (抗ミュラー管ホルモン) 検査 |
卵巣予備能検査 ※現在、保険適応はありません。 詳しくはAMH検査について |
10,000円 |
骨粗鬆症検診 | 超音波検査法 骨粗鬆症検診について |
1,000円 |
2、コース別各種女性検診
年齢・目的別に検診メニューを4コース用意いたしました。
(診察料金・文書料込)
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査 | 内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
チューリップコース (10~20代向け) |
子宮頚がん検診、婦人科超音波検査、 乳房チェック指導、尿検査、血液検査(貧血)、 帯下培養検査(カンジダ・一般細菌)、血圧・体重・体脂肪 |
10,000円 |
マーガレットコース (20~30代向け) |
子宮頚がん検診、婦人科超音波検査、 乳房チェック指導、尿検査、血液検査(貧血、肝・腎・膵機能、糖質)、内膜症マーカー、帯下培養検査(カンジダ・一般細菌)、STD検査(クラミジア・淋菌、トリコモナス、梅毒、HIV)、血圧・体重・体脂肪 |
30,000円 |
ひまわりコース (30~40代向け) |
子宮頚がん検診、婦人科超音波検査、 乳房チェック指導、骨粗鬆症検査、尿検査、 血液検査(貧血、肝・腎・膵機能、脂質、糖質)、内膜症マーカー、帯下培養検査(カンジダ・一般細菌)、血圧・体重・体脂肪 |
30,000円 |
ブライダルチェック 結婚が決まったあなたへ |
子宮頸がん検診・婦人科超音波検査、性感染症(梅毒・HIV・クラミジア・淋病・トリコモナス)、一般感染症(B型肝炎・C型肝炎)、血液検査(貧血・肝・腎・膵機能・糖質)、風疹抗体検査、子宮内膜症腫瘍マーカー、帯下培養検査(カンジダ・一般細菌) | 15,000~30,000円 |
3、オプション検査
ベーシック&コース検査にオプション検査を追加することも可能です。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査 | 内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
甲状腺 | 女性に多い甲状腺の機能をチェック 甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 甲状腺機能低下症(橋本病)等が分かります。 |
3,000円 |
リウマチ・膠原病 | これも女性に多い病気です。 | 3,000円 |
糖尿病・対糖能 | 糖尿病のチェック | 1,500円 |
3種 | 40~50歳代の方 (更年期?と気になる方) |
3,000円 |
5種 | 10~40歳代の方 (月経不順?と気になる方) ※基本的には症状のある方、保険診療で検査します。 |
5,000円 |
妊娠前検査 | 近い将来、妊娠をご希望されている方にお勧めの感染症の抗体検査 | |
A ワクチンで予防可能な感染症
|
各3,000円 | |
B 妊娠中に注意が必要な感染症:ワクチン無し
|
各3,000円 | |
腫瘍マーカー | CA125、CA19-9、SCC、CEA、AFP 婦人科系に関する腫瘍マーカーです。 CA125:子宮内膜症、卵巣腫瘍 CA19-9:卵巣腫瘍、膵臓疾患 SCC:子宮頚がん、卵巣腫瘍 CEA、AFP:卵巣腫瘍 肝臓がん、大腸がん 卵巣腫大があれば、保険で検査可能な項目もあります。 |
各3,000円 複数割引あり |
Dダイマー | 血栓症のリスクがないことを確認いたします。 ※基本的にはピル内服中の方で血栓症発症の疑いがある方に保険で検査します。 |
1,800円 |
4、性病
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査 | 内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
スクリーニングセット 検査 |
クラミジア&淋菌感染症(子宮頚部・おりもの) クラミジア&淋菌感染症(咽頭) トリコモナス膣炎、一般細菌検査 HIV、梅毒 |
17,000円 |
単独検査(セット検査にオプション追加可能)
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査 | 内容 | 料金(税別) |
---|---|---|
クラミジア・淋菌 (子宮頚部・おりもの) |
クラミジア・淋菌 (子宮頚部・おりもの) 無症状でも、10~30代の女性の5~10%が感染している性感染症の代表格。不妊症の原因にもなります。1年に1度はチェックしましょう。 |
各3,000円 (同時5,000円) |
クラミジア・淋菌 (咽頭) |
咽頭感染の有無を検査します。 | 各3,000円 (同時5,000円) |
クラミジア抗体 (血液検査) |
おりものの検査が陰性でも、子宮頚部以外の感染(卵巣・卵管・腹腔内)の感染や、過去の感染の有無を検査します。 | 5,000円 |
トリコモナス 一般細菌検査 |
トリコモナス原虫による膣炎。トイレの便座、お風呂、濡れたタオルなどで感染 | 3,000円 |
HIV | 3,000円 | |
梅毒 | 現在でも代表的な性感染症の1つです。 | 2,000円 |
5、ピロリ菌検査。胃がんリスク検査
検査 | 内容 | 料金(税別) |
ヘリコバクター・ピロリ抗体測定検査 | 血中の抗体価を調べピロリ菌の感染診断を行う | 800円 |
---|---|---|
ペプシノゲン検査 | 胃粘膜の萎縮の広がりとその程度、胃液の分泌機能、胃粘膜の炎症の有無がわかるほか、胃がんのスクリーニングとして有用です。 | 3,000円 |
6、その他感染症
検査 | 料金(税別) |
---|---|
B型肝炎 | 2,000円 |
C型肝炎 | 2,000円 |
子宮頚がん検診
20~30代の女性に子宮頚がんが増えています。
でも、子宮頚がんは、定期健診を受けることで、前がん病変を発見し予防できます。
子宮体がん検診
基本は子宮体がんハイリスクグループに属する方、不正出血等の症状や、超音波検査で所見がある方に保険診療でお勧めする検査ですが、医師の判断とは別に希望で受けることはできます。
行政検診では、最近6カ月以内に不正出血のあった40歳以上の方で、子宮頚がん検診に引き続き医師が必要と判断したときに行います。
コルポスコープ診
特徴
子宮がん検診(細胞診)と併用することにより、細胞診での見落としを防ぎ、高い精度で検診を実施することができます。厚生省のガイドラインでは「必要に応じ実施する」と記載されており、通常は精密検査で実施されることの多い検査法ですが、細胞診の結果と併せて診断することで検査精度を高めています。
方法
子宮頚がんが出現することが多い子宮頚部を、コルポスコープという拡大鏡で観察し、病変部位の確認や、程度を判断する内視鏡検査です。
※子宮頚がん検診で細胞診異常があった場合には、精密検査としてコルポスコープ診、及び病変部位から組織の小片を採取し、病理組織検査でがんかどうかを確定したり、コルポスコープによる病巣の定期的な経過観察が、必要となります。この場合は保険診療となります。
乳がん検診
当クリニックは、名古屋市委託乳がん検診のみ対応させていただきます。
骨粗鬆症検診
まだ若いからなんて油断は禁物
高齢者に多い病気と思われがちですが、生活習慣の乱れなどにより若い世代でも骨量が少ない人は多く、骨粗鬆症予備軍といわれています。
女性の「平均寿命」は86歳を超え世界1の長寿国となっています。しかしその一方で、女性は晩年になって骨粗鬆症に起因する骨折により、寝たきりや要介護の状態になる確率が高いと言われています。
椎体骨折や大腿骨頚部骨折により、日常的な介護なしで暮らせる「健康寿命」が73,6歳と短縮され、「平均寿命」との間に13年ものギャップがあるのが現実です。
人生健康な、「健康長寿社会」を目指すためにも、65歳以上で約半数の女性にあると言われている骨粗鬆症を予防し、転倒骨折をしない丈夫な体で「健康寿命」をできるだけ長くすることが、大切です。
方法
超音波法:足のかかとに超音波をあてて測定します。
※異常があれば検査・治療は保険診療となります。
AMH検査とは?
AMHとはanti-Mullerian Hormone(抗ミュラー管ホルモン)と呼ばれるホルモンの1種です。
女性においては、成長途中の卵胞から分泌され、加齢とともに残存卵胞が少なくなると低下し、月経周期を通じて変動が少ない。
つまり、AMHが高いと、これから育つ可能性のある卵胞がたくさんある状態、AMHが低いと残存卵胞が少なくなっている状態、というように判断し、「卵巣予備能」「何歳相当の卵子の残り具合か?」を判断する検査として使います。
但し、閉経年齢、及び卵子の質を推し量ることは困難です。今後排卵できる期間が長いか短いかを知ることができます。
なぜピロリ菌検査?
ピロリ菌は胃の粘膜に住みつく細菌です。ピロリ菌がいても無症状の場合もありますが、持続的に感染することで、萎縮性胃炎、胃潰瘍、そして胃がんを引き起こすことがあり、早めの除菌治療をお勧めします。
また、乳幼児期に家族から子供への家族内感染(母親から乳児へのキスや口移し感染)が主な感染ルートと言われています。
当院では、様々な気になる症状の改善や妊娠には栄養素の補充が重要なことだと考えています。ピロリ菌が栄養素の吸収を阻害し、妊娠中にも胎児発育遅延、妊娠糖尿病などと優位に関連があるとされています。
ご自身の、そして大切な家族のため、是非ピロリ菌検査を受けてください。